- 看護師1年目から保健師へ転職できる?
- 看護師辛すぎるから保健師になりたい!
- 看護師1年目から保健師へ転職する流れを知りたい!
看護師1年目から保健師への転職はできます!ただかなり厳しいとだけ伝えておきます。
なぜそのように言えるのか?私自身が新卒で保健師3年間して看護師を7年経験しているからです。
保健師になるには公務員試験を受けなくてはいけません。
面接や小論文を受けなくてはいけません。
看護師1年目なら採血や点滴などの基礎看護技術を身に着けなくてはいけません
これらのことをこなしながら5月~7月に実施される公務員試験(一般教養や保健師専門教養)を受けなくてはいけません。現実的に難しいとわかると思います。ただ、不可能ではありません!
そこで今回は看護師1年目から保健師への転職する8つの流れを解説します。
- どこの都道府県・市町村の保健師を目指すか決める
- 都道府県・市町村ごとでの保健師公務員試験の時期を確認する
- 都道府県・市町村ごとでの保健師試験の応募する
- 公務員試験一般教養と保健師専門科目の勉強をする
- 1次試験(筆記テスト・小論文テスト)を受ける
- 2次試験(面接・小論文・集団面接)を受ける
- 合格発表
- 4月から転職完了
もし、この流れで保健師を目指すのが難しいと思っても大丈夫!看護師から看護師に転職すればいいだけです。
今、つらいのは職場で看護がうまくできない、仕事ができず先輩から怒られてばかりいる、仕事ができない看護師だと自信をなくしているからではありませんか?
そのまま今の職場にいるのは危険です。なぜなら、心に重たいストレスを抱えていると看護師ができなくなってしまったり、うつ病になってしまったりするから。私は今精神科に勤めていますが、たくさんの看護師さんが入院してきたのを実際に見てきています。
ではどうやって転職すればいいのか?看護師転職サイトを使うのがおすすめです。
なぜなら私自身が保健師から看護師へ転職するときに看護師転職サイトのレバウェル看護(当時は看護のお仕事)を利用したから。
給料も5万円増えたので年間で考えると80万円も増えました笑
おすすめの看護師転職サイトは次のとおり。
いずれかに登録して看護師の求人、産業保健師の求人を探してみることをおすすめします。
ここからは看護師1年目から保健師に転職できるのか?実際にどのような流れで転職するのかを徹底解説していきますね。
看護師1年目から保健師に転職できる?【結論:公務員試験に合格できれば転職できます!】
結論、看護師1年目から保健師に転職できます。
ただ保健師は公務員であり、公務員試験は5月~7月ごろに行われることが多いためアンテナを高くしていないと難しいです。
公務員試験が5月~7月にあるので、公務員試験の募集は4月~6月くらいで応募時期が終わってしまいます。
そのため看護師1年目の一番忙しい時期に、公務員試験の資料請求から応募を終了させて、5月~7月に行われる公務員試験(一般教養・保健師専門試験)を受ける必要があり、現実的には厳しいです。
私自身、大学卒業後、新卒で保健師になりましたが、大学4年制の実習を受けながら、各都道府県や市町村の公務員試験を受けていたのでけっこう大変だった記憶があります。
特に看護師1年目だとシフト希望が通りにくい印象があるので、自分の好きなときに休みたいと思ってシフトの希望が通らず公務員試験の日に仕事になってしまったというケースも起こりうると思います。
ただ看護師は1年だけ!と決めていて、看護師入職してすぐに公務員試験を受けるつもりで動いているなら、十分対応できると思います。
看護師1年目の基礎看護技術の勉強と保健師試験の勉強、公務員の一般教養の試験勉強を両立できればの話ですが。
次からは具体的な看護師1年目から保健師へ転職する流れを紹介していきます。
看護師1年目から保健師へ転職する流れ!看護師として働いてから保健師になるには?
看護師1年目から保健師へ転職する流れは次のとおりです。
- どこの都道府県・市町村の保健師を目指すか決める
- 都道府県・市町村ごとでの保健師公務員試験の時期を確認する
- 都道府県・市町村ごとでの保健師試験の応募する
- 公務員試験一般教養と保健師専門科目の勉強をする
- 1次試験(筆記テスト・小論文テスト)を受ける
- 2次試験(面接・小論文・集団面接)を受ける
- 合格発表
- 4月から転職完了
これらについて順番に詳しく解説していきますね。
どこの都道府県・市町村の保健師を目指すか決める
保健師としてのキャリアを築くためには、まず勤務したい地域を決めることが重要です。都道府県や市町村ごとに、保健師のニーズや募集状況は異なります。保健師としての職務内容や地域の特性を考慮し、自身のキャリアプランに合った地域を選択しましょう。
- 地域の健康問題や特性を調査
- 勤務地の求人状況や採用条件を確認
- 自己の専門性やキャリアプランに合致するか検討
保健師として働く地域を選ぶポイント
- 地域の健康課題や人口構成を把握
- 職場の環境や働き方の違いを理解
- 自己の専門性やキャリアビジョンとの整合性を考える
都道府県・市町村ごとでの保健師公務員試験の時期を確認する
保健師として公務員を目指す場合、都道府県や市町村ごとに異なる公務員試験の時期を確認することが大切です。試験日程、応募資格、試験内容など、詳細情報を入手し、応募計画を立てましょう。
- 各自治体の公式ウェブサイトや求人情報をチェック
- 試験日程、応募資格、試験科目等を確認
- 試験申込み方法や必要書類を確認
公務員試験の時期を把握するためのポイント
- 公務員試験の日程や応募条件を確認
- 応募先の自治体の募集情報をチェック
- 必要書類や申込み方法に注意
都道府県・市町村ごとでの保健師試験の応募する
各自治体で実施される保健師試験に応募する際は、応募条件を満たしていることを確認し、必要書類を用意して申込みを行います。また、試験に向けての準備計画も重要です。
- 応募資格を確認し、必要書類を準備
- 試験申込み期限内に必要書類を提出
- 試験対策の計画を立てる
保健師試験の応募に必要な手順
- 応募資格の確認と書類準備
- 申込み期限内に必要書類を提出
- 試験対策の準備
公務員試験一般教養と保健師専門科目の勉強をする
公務員試験には一般教養と保健師専門科目が含まれるため、両方に対する効果的な勉強計画が必要です。試験範囲を理解し、計画的に学習を進めていきましょう。
- 一般教養と専門科目の範囲を確認
- 効率的な学習計画を立てる
- 過去問題を活用して対策を行う
効果的な勉強方法
- 一般教養と専門科目のバランスを考慮
- 過去の試験問題を解析し、重点的に学習
- 定期的な復習と模擬試験を実施
1次試験(筆記テスト・小論文テスト)を受ける
公務員試験の1次試験では、筆記テストと小論文テストが行われます。試験の内容を事前に確認し、具体的な対策を行うことが大切です。
- 筆記テストの試験形式を確認
- 小論文テストのテーマや形式を把握
- 実際の試験環境を想定した対策を行う
1次試験の攻略ポイント
- 筆記試験の形式と問題傾向を把握
- 小論文で求められる思考力と表現力を磨く
- 実践的な練習を通じて対策を強化
2次試験(面接・小論文・集団面接)を受ける
公務員試験の2次試験では、面接や集団討論などが行われます。自身の経験や考えを明確に伝えるための準備が必要です。
- 面接での自己紹介や志望動機の準備
- 集団討論の進行形式や評価ポイントを確認
- 実践的な面接練習を行う
2次試験の対策ポイント
- 面接でのコミュニケーション能力を高める
- 集団討論での協調性と主張のバランスを考慮
- 志望動機や自己PRの明確な表現を心掛ける
合格発表
合格発表日を確認し、結果を受け取ります。合格の場合は、次のステップへ進む準備を行います。不合格の場合は、次回の試験に向けての見直しや準備を行いましょう。
- 合格発表日の確認
- 合格の場合は次のステップへ
- 不合格の場合は次回試験の準備
合格発表に向けた準備
- 合格発表の日程をチェック
- 合格後の手続きや準備を行う
- 不合格の場合は反省点を見直し、次回試験への準備
4月から転職完了
合格した場合、新しい職場での勤務が4月から始まります。新しい環境への適応や業務への準備を行います。
- 新しい職場への準備
- 業務内容や職場環境の確認
- 新しい職場でのコミュニケーションスキルの磨き
転職後の新生活スタート
- 新しい職場での適応
- 業務内容や職場のルールを学ぶ
- コミュニケーション能力を活かして職場に溶け込む
看護師1年目から保健師へ転職する人によくある質問と答え
看護師1年目のつらい時期に保健師へと転職したいと考える人によくある質問と答えは次のとおりです。
- 看護師から保健師へ転職して後悔する理由は?
- 看護師から保健師へ転職した人の体験談は?
- 保健師で臨床経験なしと臨床経験ありだと有利になる?
- 保健師へ転職する看護師の将来がなくなる?
- 看護師から保健師へ働きながらなれる?
- 看護師資格しかないけど保健師養成学校は1年制のところはある?
- 看護師から保健師への転職で公務員試験は難しい?
- 看護師から保健師になるには何年かかりますか?看護師から保健師になるには一年かかりますか?
- 看護師と保健師の給料はどちらが高いですか?
順番にこれらの疑問に答えていきます。
看護師から保健師へ転職して後悔する理由は?
看護師から保健師へ転職して後悔する理由は次のとおりです。
- 給与の低下: 夜勤がなくなることで、看護師時代に比べて給与が大幅に下がることがある。
- キャリア展望の欠如: 保健師としてのキャリアパスが限られているため、将来的なキャリア展望が見えにくい。
- 転職の難易度: 保健師の採用枠が少なく、転職が困難な場合がある。
- 看護師への復職の難しさ: 一度保健師になると、看護師に戻るのが難しいと感じること。
- 身体的負担の軽減: 夜勤がないため、身体的負担は軽減される(メリットとして捉えられるが、給与の減少に繋がる)。
- プライベートの時間確保: 土日休みと定時退社が可能で、プライベートの時間が確保しやすい(メリットとして捉えられるが、職業としての満足度に影響を与える場合がある)。
- 人間関係のトラブルが少ない: 同僚との人間関係のトラブルが比較的少ない(メリットとして捉えられるが、職場の雰囲気によっては異なる)。
- 職務内容のミスマッチ: 保健師の仕事内容が自分の期待やスキルセットと合わないことがある。
- 仕事の達成感の欠如: 予防重視の業務のため、直接的な成果や達成感を感じにくいことがある。
- 精神的・身体的な負担: 特に新型コロナウイルス対応などでの長時間労働による精神的・身体的な負担が増大すること。
- 管理職との関係性の問題: 職場の上司や管理職との関係性に問題を感じることがある。
- 事務作業の多さ: 予想以上に事務作業が多く、クリニカルな業務から離れること。
これらは保健師に転職した看護師が感じる可能性のある後悔の理由や、職業選択に影響を与える要因を網羅しています。
看護師から保健師へ転職した人の体験談4選
保健師で臨床経験なしと臨床経験ありだと有利になる?
保健師として働くにあたり、臨床経験の有無はその職務遂行能力に影響を与える可能性があります。看護師としての臨床経験は、保健師としての業務においても多くの利点をもたらすことが考えられます。
- 臨床経験ありの場合の利点:
- 豊富な医療知識: 看護師としての臨床経験があると、医療に関する深い知識や理解があります。
- 緊急対応能力: 臨床現場での経験から、緊急事態に迅速かつ適切に対応するスキルを身につけています。
- コミュニケーション能力: 患者やその家族とのコミュニケーションを通じて、対人スキルが向上しています。
- 臨床経験なしの場合:
- 保健師として必要なスキルや知識を新たに学ぶ必要があり、臨床経験がある人に比べて学習曲線が急になる可能性があります。
臨床経験がある看護師は保健師としての業務において、その経験を生かすことができます。豊富な医療知識、緊急対応能力、優れたコミュニケーション能力などが、保健師の仕事において大きな利点となります。
保健師へ転職する看護師の将来がなくなる?
看護師から保健師への転職は、将来的なキャリアパスに影響を与える可能性があります。保健師への転職が看護師としてのキャリアにどのような影響を与えるかは、個々の目指すキャリアの方向性によります。
- 保健師への転職がもたらす変化:
- キャリアの多様性: 保健師としての仕事は、看護師とは異なる専門性を要求され、新しいキャリアパスを開拓する機会を提供します。
- 職務内容の変化: 保健師は、予防医学や公衆衛生に重点を置いた業務が中心となり、臨床業務から離れることになります。
- 将来への影響:
- 看護師としての臨床経験を活かしつつ、保健師としての新しい知識やスキルを習得することで、より幅広い医療分野での活躍が可能になります。
看護師から保健師への転職は、キャリアの多様性をもたらし、職務内容の変化を伴います。これは新しいキャリアパスを開拓する機会となり得ますが、臨床業務から離れることを意味します。
看護師から保健師へ働きながらなれる?
看護師から保健師への転職は、働きながら進めることが可能です。この過程には、いくつかのステップが含まれます。
- 保健師資格の取得:
- 保健師養成学校への入学: 保健師資格を取得するためには、保健師養成学校に入学する必要があります。
- 勤務と学業の両立: 多くの保健師養成学校では、夜間や週末のコースを提供しているため、看護師としての勤務を続けながら学ぶことが可能です。
- 実務経験の積み重ね:
- 資格取得後、保健師としての実務経験を積むことで、看護師から保健師へスムーズに転職することができます。
看護師は、働きながら保健師資格を取得し、保健師へ転職することが可能です。多くの保健師養成学校では、勤務と並行して学べるプログラムを提供しています。
看護師資格しかないけど保健師養成学校は1年制のところはある?
看護師資格のみを持っており保健師の国家資格を1年で取得したい人は、次の保健師養成学校1年制のところがおすすめです。
これらの学校は看護師資格があれば1年で保健師資格を取得できるカリキュラムが組まれています。
- 1年制保健師養成学校:
- コース内容: 1年間で必要な学術と実践的なトレーニングを提供し、保健師資格の取得を目指します。
- 対象者: すでに看護師資格を持っている方が対象で、看護師としての基礎知識を活かして、短期間で保健師としてのスキルを習得できます。
- 利点:
- 時間の短縮: 看護師資格を活かし、通常よりも短い期間で保健師資格を取得できることが大きな利点です。
看護師資格を持つ方は、1年制の保健師養成学校を通じて保健師資格を取得することが可能です。これにより、看護師としての基礎知識を活かし、効率的に保健師への転職を目指すことができます。
看護師から保健師への転職で公務員試験は難しい?
看護師から保健師に転職する際には、公務員試験の難易度を考慮する必要があります。行政保健
師として働くためには、公務員試験の合格が必須です。
- 公務員試験の特徴:
- 試験内容: 保健師の知識に関連する科目に加え、一般教養などの試験も含まれます。
- 競争率: 保健師の公務員試験は、競争率が高いことが一般的です。
- 準備と対策:
- 十分な準備: 試験に合格するためには、専門知識と一般教養の両方についての十分な準備が必要です。
- 対策コース: 保健師養成学校や専門学校では、公務員試験に特化した対策コースを提供している場合があります。
看護師から保健師への転職においては、公務員試験の難易度を考慮する必要があります。行政保健師になるためには、保健師の専門知識に関連する科目に加え、一般教養試験の対策も必要です。
看護師から保健師になるには何年かかりますか?看護師から保健師になるには一年かかりますか?
看護師から保健師になるために必要な期間は、個々の状況により異なりますが、一般的には1年から2年程度が目安です。
- 1年制プログラム:
- 資格取得: 1年制の保健師養成学校を通じて保健師資格を取得することが可能です。
- その他の要因:
- 学校選択: 学校によってプログラムの期間や内容が異なるため、転職にかかる期間も変わります。
- 勤務状況: 看護師としての勤務を継続しながら学ぶ場合、時間の確保が難しくなることもあり得ます。
看護師から保健師になるためには、一般的に1年から2年の期間が必要です。1年制の保健師養成学校を選択することで、効率的に資格取得を目指すことが可能です。
看護師と保健師の給料はどちらが高いですか?
看護師と保健師の給料を比較すると、一般的には看護師の方が高い傾向にあります。これは、看護師の仕事が夜勤や交替制勤務を伴うことが多く、それに伴う手当が影響しています。
- 看護師の給料:
- 夜勤手当: 夜勤や休日勤務に対する手当が加算されるため、給料が高くなる傾向にあります。
- 平均給料: 看護師の平均給料は、地域
や病院によって異なりますが、一般的には年収500万円以上とされています。
- 保健師の給料:
- 固定給与制: 保健師は多くの場合、日勤のみの勤務形態であり、夜勤手当などの追加給与がないため、看護師よりも給料が低くなることが一般的です。
- 平均給料: 保健師の平均給料は、看護師に比べると若干低めですが、勤務地や経験年数によって変動します。
看護師と保健師の給料を比較すると、一般的に看護師の方が高いです。これは看護師が夜勤手当などの追加給与を受けることができるためであり、保健師は日勤のみの勤務形態が多いため、給料が比較的低めに設定されています。
【まとめ】保健師経験者が教える看護師1年目から保健師への8つの転職の流れ!
看護師1年目から保健師へと転職する流れは次のとおりです。
- どこの都道府県・市町村の保健師を目指すか決める
- 都道府県・市町村ごとでの保健師公務員試験の時期を確認する
- 都道府県・市町村ごとでの保健師試験の応募する
- 公務員試験一般教養と保健師専門科目の勉強をする
- 1次試験(筆記テスト・小論文テスト)を受ける
- 2次試験(面接・小論文・集団面接)を受ける
- 合格発表
- 4月から転職完了
看護師から保健師への転職は、多くの点で検討が必要です。
臨床経験の有無が転職に影響を与え、また、看護師としてのキャリアを保健師としてどのように生かすかが重要なポイントとなります。
保健師への転職には、公務員試験の合格が必要であり、その難易度は高いことを理解しておく必要があります。また、看護師と保健師の給与には差があり、それぞれの職種の特性を理解し適切な選択をすることが重要です。さらに詳しい情報を知りたい方は、当サイトの関連記事や動画で深掘りすることをお勧めします。看護師から保健師への転職を考えている方にとって、有益な情報が満載ですので、ぜひチェックしてみてください。
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