看護師として夜勤とかいろいろやってるけど、日勤の6連勤、7連勤、8連勤って違法じゃないの？違法じゃなくても身体がきつくてもたないんだけど・・・汗
結論から言いますと、法律上は、12日以下の連勤であれば基本的に違法になりません。
そのため看護師の6連勤、7連勤、8連勤ような1週間の7日間を超えるような労働でも、法律的には可能です。
ただ法律で定められている割増賃金や休日が付与されていなければ違法になります。
いやいやけど、違法にならないからってそれで良いわけではありませんよね？
私が勤務している職場では長くても5連勤がほとんどで、自分の子どもが熱を出したとか、自分の都合でシフト変更してもらった場合などに6連勤になることはあっても、看護師長が作ってくるシフトは基本的に6連勤や、7連勤、8連勤はありません。
つまり、あなたの病院のシフトは異常だと言えます。常態化していると気づけないかもしれませんがここで気づけてよかったです。
もし、連勤で身体きつい、しんどい、死にたくなるなどのメンタル状態なら危険です！
そのままは適応障害やうつ病になったり、自殺したくなったりしてあなたが看護師を続けられなくなる可能性もあります。
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ここからは看護師の連続勤務である6連勤・7連勤・8連勤は労働基準法上は違法にならないか、対処方法をまとめて解説していきますね。
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看護師の6連勤・7連勤・8連勤は労働基準法上は違法？
看護師の6連勤・7連勤・8連勤は労働基準法上は違法になるのか？
この疑問の答えは、労働基準法では1週間の労働時間は40時間を超えてはならないと定められています。
そのため看護師が1日7時間勤務をしているのなら5日＝35時間で6日を越えると違法になる可能性が出てきます。
しかし、例外的に、12日までの連続勤務が認められています。
- 看護師の連続勤務の6連勤・7連勤・8連勤は違法ではない:
- 12日以下の連勤は基本的に違法ではありません。
- 割増賃金の支払い:
- 7連勤を含む法定労働時間（40時間）を超えた時間には、割増賃金が支払われます。
- 代休の取得:
- 7連勤を含む連続勤務をした場合は、代休を取得する必要があります。
もし、勤務時間が40時間を超えているにもかかわらず割増賃金や代休が取得できていないのなら違法の可能性があります。必ず労働基準監督署へ相談の上で対処を考えて下さい。
看護師の連続勤務の6連勤・7連勤・8連勤が違法になる3つの状況
看護師の連続勤務の6連勤・7連勤・8連勤が違法となる可能性があるのは次の3つの状況です。
- 12日を超える連続勤務:
- 12日を超える連続勤務は、労働基準法違反となります。
- 適切な休憩時間の確保がない:
- 1日8時間の休憩時間と、30分以上の休憩時間を確保する必要があります。
- 過重労働による健康被害:
- 7連勤による過重労働で健康被害が生じた場合、企業は責任を問われる可能性があります。
12日を超える連続勤務
労働基準法では、原則として連続勤務日数の上限は12日とされています。この規定を超える連続勤務は、特例を除き違法となります。ただし、変形労働時間制や特定の協定（36協定）の締結など、法律で認められた例外的なケースが存在します。
適切な休憩時間の確保がない
労働基準法は、1日の労働時間を8時間と定めており、この時間を超える労働を行う場合は、適切な休憩時間の確保が必要です。1日に9時間労働した場合、18時から19時までの1時間の労働は違法となります。また、1週間に40時間を超える労働も同様に違法です。
過重労働による健康被害
過度な連続勤務が労働者の健康を害する場合、企業は責任を問われる可能性があります。連続勤務が原因でうつ病や過労死に至るリスクがあるため、法律では休息の権利を保護しています。週に1回の休日を取らせない違法な連勤には、刑罰が科されることもあります。
労働基準法上の連続勤務上限に反しない例外ケース
労働基準法には、連続勤務の上限を超えても違法にならない特例がいくつかあります。これには36協定の締結、変形休日制または変形労働時間制の適用、管理監督者である場合などが含まれます。36協定では、時間外・休日労働に関する特別な協定を労働者と企業が結ぶことで、法定の労働時間や休日を超える労働を可能にしますが、この際も一定の条件が設けられています。
看護師の勤務形態は、しばしばこれらの基準を超えることがありますが、適切な休憩や休日の確保、健康への配慮など、労働基準法に則った運用が求められます。
看護師の連続勤務が与える4つの影響
長時間労働は、看護師の健康に以下のような影響を与えます。
- 身体的疲労:
- 睡眠不足や慢性的な疲労は、体力低下や免疫力低下につながり、健康リスクを高めます。
- 精神的ストレス:
- 長時間労働によるストレスは、精神的な疲労や燃え尽き症候群、うつ病などのリスクを高めます。
- 生活習慣の乱れ:
- 規則正しい生活が難しくなり、生活習慣病のリスクを高めます。
- 事故・ミスの増加:
- 集中力が低下し、医療事故やミスのリスクが高くなります。
このような状態にならないように次の対処方法を実践してください。
もし看護師の連続勤務の6連勤・7連勤・8連勤がきついなら看護師転職サイトで転職しよう！
確かに、7連勤が違法ではないからといって、それで良いとは限りません。
あなたの職場のように、6連勤・7連勤・8連勤が当たり前の状況は異常な勤務状況と言えるでしょう。
長時間労働による身体的な疲労や精神的なストレスは、適応障害やうつ病、最悪の場合自殺に繋がる可能性もあります。
もし、今の勤務状況で「きつい」「しんどい」「死にたくなる」などの症状が出ているなら、危険信号です。
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看護師の連続勤務への9つの対処法・違法な場合も考慮した対処方法
看護師やその他の職種で長期間の連勤に直面する場合、以下の対処法が有効です。
- ストレス解消する
- 睡眠時間の確保する
- 家族や同僚・先輩など周囲への相談する
- 精神科や心理の専門家へ相談する
- 病院の事務方や管理側に相談する
- 証拠を残す
- 法テラスや弁護士に相談する
- 労働基準監督署に相談する
- 労働組合に加入する
ストレス解消する
ストレスは長時間労働の大きな副作用です。運動、趣味、リラックスできる音楽など、自分に合ったストレス解消法を見つけることが重要です。ストレスを管理することで、精神的な健康を保ち、仕事の効率を向上させることができます。
睡眠時間の確保する
質の高い睡眠は、心身の回復に不可欠です。睡眠不足は判断力や集中力の低下を招くため、適切な睡眠を取ることで、日中のパフォーマンスを維持しましょう。
家族や同僚・先輩など周囲への相談する
職場の同僚や家族に相談することで、ストレスを軽減し、解決策を見つける手助けをしてもらうことができます。また、経験豊富な同僚からのアドバイスは、問題を乗り越えるのに役立つことが多いです。
精神科や心理の専門家へ相談する
精神的な負担が大きい場合は、プロの支援を求めることも一つの方法です。心理カウンセラーや精神科医は、ストレスや不安を管理するための専門的なアドバイスを提供できます。
病院の事務方や管理側に相談する
勤務条件やスケジュールに問題がある場合、まずは勤務先の管理部門や人事部に相談しましょう。労働基準法違反の可能性を含め、改善を求めることができます。
証拠を残す
長時間労働や休憩時間の不足など、違法な労働条件が疑われる場合、証拠を残すことが非常に重要です。勤務時間の記録、休憩時間の記録、労働条件に関する文書やメールのやり取りなど、具体的な証拠を保持することで、後の対応がスムーズになります。
法テラスや弁護士に相談する
労働基準法違反が疑われる場合は、法テラスや弁護士に相談することをお勧めします。法的な知識を持つ専門家からアドバイスを受けることで、適切な対処方法を模索することが可能です。必要に応じて、法的措置を取ることも検討されるでしょう。
労働基準監督署に相談する
改善が見られない場合は、労働基準監督署に相談することができます。労働基準監督署は、労働基準法違反の調査や指導を行う行政機関です。具体的な相談や申告を行うことで、職場の労働環境改善につながる可能性があります。
労働組合に加入する
労働組合は、労働者の権利を守るために活動する組織です。労働組合に加入することで、専門家のサポートを受けながら、労働基準法違反に対する団体交渉を行うことができます。また、労働条件の改善や労働環境の向上を目指すことが可能です。
【おまけ】違法な勤務状況に対する対処方法
労働基準法に基づき、違法な連勤が疑われる場合は、以下のステップを踏むことが推奨されます：
- 割増賃金が払われているか確認する: 労働基準法では、休日労働に対して割増賃金の支払いが義務付けられています。この支払いがない場合、違法な状況の可能性があります。
- 36協定の有無を確認する: 労働時間の延長や休日労働に関しては、36協定に基づく合意が必要です。この協定がない場合、または協定に従っていない場合、違法な労働状況となり得ます。
- 健康被害が生じている場合: 長期連勤が原因で健康被害が生じている場合は、直ちに専門家の助けを求め、職場に報告することが重要です。また、必要に応じて労働基準監督署に相談することも検討しましょう。
連勤の問題は、個人だけでなく、組織全体に影響を及ぼすことがあります。健康と安全を確保するためにも、適切な対策と相談体制の整備が求められます。
【まとめ】看護師は6～8連勤しても労働基準法上は違法にならないけど危険です。
看護師の仕事がいくら大変だからといって、労働基準法上は6～8連勤しても違法にはなりません。
ただ6～8連勤をさせる病院や施設はそもそもシフト上や人員上でおかしいです。
そのため看護師転職サイトを活用してそうそうに逃げるのが正解だと思います。
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